ティアキンが夢を叶えてくれました

ゼルダの伝説最新作ティアーズオブザキングダムで夢叶いました。楽しすぎて興奮のあまり寝られないのでティアキンゲームプレイ日記を書くことに。

ティアーズオブザキングダムプレイ日記 冒険1日目

はじめに

 ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのリンクとゼルダが大好きなオタクです。
 ティアーズオブザキングダムが、私の夢を叶えてくれました。
 今作での旅を、自分のなかで消化できるよう、より楽しめるように、日記をつけることにしました。
※ティアーズオブザキングダムのネタバレが多分に含まれます! 未プレイの方は誰しも読まずにプレイして下さい。
※ブレスオブザワイルドのネタバレもバンバンするので、未プレイの方は読まずにぜひプレイしてください!
 
 
 

日記

 5月12日金曜日。雨。
 13時頃には優しい配達員さんが、ビニールを敷いた上に置き配してくれ、その後1時間以内には初回限定盤パッケージの中身を開封した。
 謎のピンバッジ、謎のカセットケース、どういう仕組みかよく分からん絵などをひとまず確認。
 アートブックは薄目&遠目でパラパラして、ゼルダ姫の絵がなさそうだな、という第一印象。すぐ閉じる。
 プレイしようと思えばすぐに始められたのだが、じっさいプレイを始めたのは23時回ってから。
 それまでは、ジム行ったり夕飯作ったり風呂入ったりしてた。
 
***
 
 なぜすぐ始めなかったか、といいますと。
 書き出しで大体察されると思いますが、私は厄介なブレワイのリンクとゼルダ姫のオタクです。
 前作は、自分のなかで特別な思い出になってしまっていて、自分だけのたった一回の旅がすごく大切で。
 続編である今作をプレイしたら、当時の旅の記憶が変容してしまうのではないか? と思うと、不安、恐怖、忌避のような感情がありました。
 
 いや、もう告白しますが、私は、リンクとしてゼルダ姫と旅をしたかった。心底望むあまり、何度も夢でふたりが旅をするシーンを見たくらいでした。
 うーん、我ながら怖い。
 
 なぜそこまで切望していたのかというと、楽しくてたまらなかったブレスオブザワイルドで、唯一落胆したことが、ムービー以外でゼルダ姫に会えなかったことだったのです。
 パーヤやプルアのように、フィールド上に存在する彼女に、たくさん話しかけたかった。ブレワイ以前のゼルダの伝説をプレイしたことがなかったので、クリア後はその後の続きの世界が展開して、自由になった彼女に会えると思っていました。
 ところがエピローグを見たあとゲームを起動したら、ガノンと戦う前に戻されてしまったので、私は悲しくなってしまったのでした。
 
***
 
 
 せっかく発売当日に届けてもらったので、日付が変わる前には手をつけよう。そんなことを考えながら重い腰をあげ、ゲームを起動した。
 ところがいざ始めたら、秒で夢が叶ってしまった。
 
 最初のムービーの時点で、まさか? もしや? 嘘? と身構えていたら、あっさりとリンクを動かすことができるようになった。そんなリンクのすぐ側には、
 動いて喋るゼルダ姫が! リンクが触れられそうな距離に!
 一緒に歩いてるよ! 何度も話しかけられる!
 私一生ここでいいんですけど!!!
 
 写真を撮りまくったけど、SDカードのデータPCに全部移しといたので問題なし。
 
 そして、ずっとやりたかったことができた。
 段差のないところで、リンクとゼルダ姫の身長差を確認すること!
 前作でははっきり分からなかったけど、リンクの方が背が低い!!
 前作ではムービーのときにしかふたり一緒にいなくて、カメラの向きや地面の傾斜などで、身長差がはっきりわからなかったが、ぱっと見リンクの方が背が低い気はしていた。
 そのせいで、プレイのときしばらくリンクの方が年下だと思ってたんだよな。
 ていうかむしろ姫に対してリンク短足だな。ヒールのせいかな? とも思ったけど、ふたりの靴底同じくらいの高さに見える。
 そんなところも好きだー!
 
 そして、マスターソードがシャキーンなって、ゼルダ姫がうしろから松明で照らしているところから、このときリンクがゼルダ姫の前を歩いていることがわかる。
 ブレワイでは、平時は必ずゼルダのうしろを歩いていたが、いまは関係ない様子。
 そうだよね。近衛騎士の任は解かれたはずであるが、ゼルダ姫の姿を見守り支え続けているんだもんね。
 危険そうな調査だから、ゼルダ姫を先行させたくないよね。
 あーもう私一生ここでいいー!!
 
 その後も姫が写真パシャパシャ撮ったり、リンクがキース倒したり、姫が壁画に胸高ならせたり、もう、本当に幸せな時間。
 ゼルダ姫が、本当に本当にどこを切り取っても麗しいんです。可愛らしいんです。生き生きとしてらっしゃるんです。
 ゼルダ姫がプルアパッド取り出そうとするときの、リンクの自然な気遣いにも、も〜〜感動した。
 リンクが松明持ってあげたときのゼルダ姫の「ああ」って小さな声。
 もう慣れてるじゃん。
 やっぱりふたりで旅してるじゃんこれ。2人旅慣れじゃん。
 ヒ〜〜〜〜〜〜!!
 やっぱり、もう、一生ここでこのままでいいんですけど〜〜〜〜!!!
 
 ガノン? のミイラがある場所の直前の、姫からの質問に、リンクの回答が以下の2択なのにも喜びを禁じ得なかった。
 「はい」
 「少し待って」
 「少し待って」!? 敬語じゃないよ!! やっぱり主従関係は解消だから、タメ口なこともあるんだ!!
  
 そのあとは、辛いシーンへ……この幸せな時間が終わってしまう……でも、瘴気をどうにかしないとだし、なんだかんだ言って続編プレイしたい気持ちはあるし、何より姫が行く気ってことはリンクも行く気満々だろうし、先に進むっきゃないよね。
 「はい」一択でした。
 でも、断ったあとの姫の反応見たかったから、また今度見直そう。
 
 そして、ガノン? が復活。PVで何度も見たやつだこれ。
 瘴気が姫を襲う! が、リンクがマスターソードで護る!! さすがリンク!
 リンクの利き腕とマスターソードがデロデロして、それでも一歩も引かないリンク。そして瘴気がブワーなって崩れて、リンクは跪いて辛そう。姫も心配してる……と思うやいなや、姫が落ちた!
 リンク、すぐにマスターソードから手を離して身投げ、姫に手を伸ばす!
 とっさに右手を伸ばしていたから、きっと利き腕は右なんだろうな。
 「くっ……!」というリンクの悔しげな声。届かないんじゃないかとリンクも思っちゃってたんだろうね。でもその身ひとつで、どうにか姫の手を掴めないかと飛び込んじゃう。
 はあ……ありがとうございます。
 PVで見た通り2人の指先は触れ合うものの、繋げはせず、姫は落ちていく。
 はあ〜〜暫しの別れ!!
 
 そして目が覚めると、まるでブレスオブザワイルドの再来のように、ひとりパンツで横たわるリンク。
 美しい女性の声ではなく、落ち着いた男性の声が呼びかけてくる。
 それがリンクの新しい右腕の元々の持ち主、ゾナウ族のラウルだった。
 てかサラッと流されたけど、リンク自身の右腕朽ちたってマジ? めっちゃ辛いじゃん……。
 (そのあともプレイしてたら、リンクご飯作るとき色々な鼻歌歌ってるし、あんま気にしてないみたいだけど……。)
 
 OPが流れ、執事ゴーレムからプルアパッドを渡されたときの、リンクの確かめるような動き。
 アルバムを見たら、3枚だけウツシエが残っている。姫が撮っていたやつだね。
 その内の最後の1枚は、壁画と、松明をもったリンクの後ろ姿。
 壁画を撮りたいならリンクは邪魔なはずだけど、一緒に撮りたかったんだろうなあ。
 早く再会したい。
 
 そんなこんなでメインチャレンジ「ゼルダを探して」が始まりました。
 
 

今後の予想

 ていうかリンクの右腕がゾナウ族になったじゃん。ゼルダ姫は亡国とはいえハイラル王家じゃん。
 壁画のときに、ハイラル王家は空から降臨したゾナウ族と結ばれて興ったって姫が言ってたよね。
 製作陣のインタビューでも「手を繋ぐ」が鍵だって言ってたよね。
 ってことはつまり、リンクがゾナウ族、ゼルダ姫がハイリア人を象徴して、ふたりが手を繋いで、結ばれてハッピーエンド!? ってこと!?
 発売前日の夜も緊張で寝られなかったけど、この晩も興奮で寝られぬ夜を過ごすことになりましたとさ。